"時代に恵まれた"後輩ママへの複雑な思い

ワーママ"第一世代"の苦悩

誰かのことを羨ましいと思ったり、時代を恨んだり、それを悟られないように懸命に振舞ったり。そうやって、自分の選択を噛みしめて、自分の足の下にある「今」を踏みしめるしかないんだと思うのです。

今、管理職として、成熟した大人として、そんな感情と向き合おうとしているあなただからこそ、わかることもあるはずです。

自己コントロール法を身につけよう

あなたの気持ちを察することができないまま、あなたに嬉しそうにライフイベントの報告をする部下たちの若さを思うと、彼女たちはその無邪気さで、あなただけではない誰かをもきっと傷つけてしまっている。それが彼女たちの生きにくさに繋がっていくこともあるかもしれない。

自分の感情をぶつけるという形ではなく、部下たちのコミュニケーションに苦言を呈することも必要かもしれません。仕事では、そうやって無邪気な若手から心を守る術も身につけつつ、自分の気持ちの吐きだし先を見つけて溢れてしまわないようにする、そういった自己コントロールをすべきタイミングなのかもしれませんね。

あなたには、ワーキングマザーのマネジメントや制度の充実だけでなく、周囲とのコミュニケーションや相互理解についても、あなた自身が開拓者となって、なんらかの手立てを考えていく使命があるのかもしれませんよ。「もっとやるべきことがある!」と新しい仕事に没頭できれば、もやもやも少しは晴れていくはずです。

ちなみに、複雑な気持ちの吐きだし先、ですが、私のおすすめはうんと年上の女性です!いっぱい話を聞いたり、聞いてもらったりしていると、ときには苦言を呈されたりもして、自分の「若輩者ぶり」が痛感させられます。

「私もまだまだこれからか」と思えたら、きっと前を向けますよ。開拓者たるもの孤独です(笑)。でもすごい開拓者が世の中にはいっぱいいる。私たち、まだまだこれからなんですよ、きっと。

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