堅調続く?四季報編集長が語る「企業業績」見通し 今期の全産業ベースの営業利益は上振れ
『会社四季報』は、約3900社に上る全上場企業について、今期と来期の業績を独自予想している。12月18日発売の2024年1集・新春号は上場企業の約6割を占める3月期決算企業の第2四半期決算発表後に記者が取材、執筆した。
今期予想を集計すると、全産業ベースの売上高は前期比3.5%増、営業利益は同15.0%増となり、前号の秋号からも上振れしている。
冨岡耕『会社四季報』編集長は「製造業では半導体不足緩和による生産供給の正常化が一段と進み、円安の追い風も加わった。また非製造業ではコロナ禍からの経済再開の波が想定より進んでいる」と話す。
業績欄の見出しランキングについても、大幅な連続増益を示す【続 伸】がトップで、【上振れ】や【増 額】といった上方修正を示す見出しも上位に顔を出しており、総じて業績が堅調なことがうかがえる。また新NISAをにらんだ【増 配】など株主還元の積極姿勢を示す見出しも多くなっている。
では、来期はどうなりそうなのか? 詳しくは動画をご覧ください。
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