5年で3000万!元浪費家の主婦が資産築いたコツ 2024年は新NISAスタート、投資デビューのチャンス

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長期保有の場合、購入時より株価が下がることもあるが、売らずに待てば優待や配当金をもらいつつ、株価の回復や値上がりを期待できる。

「焦らず耐えることが大事。株と長く楽しく付き合って、賢く資産を増やしましょう!」

1・株主優待でおトクを狙う!

企業が株主に対し、自社商品や各種サービスを贈る株主優待の制度。金券、食事券、カタログギフトなどサービス内容は幅広い。

「ポイントは自分の生活に密接に関係した優待銘柄を選ぶこと。私は優待銘柄として人気のスーパーのイオンに飛びついたものの、家の近くにイオンの店舗がなかったため、おトクとならず失敗したことが。単に欲しいという思いだけでなく、使えるかどうかを十分吟味することですね」

優待は株主にはうれしい制度だが、近年、コスト負担などを理由に優待を廃止する企業も増えている。

「業績が悪化している企業は要注意。また優待内容でいえば、クオカードなどの共通金券類よりも自社商品のほうが企業の負担が少なく、廃止のリスクは低い気がします」

りりなさんのお気に入りは上で紹介する2銘柄。

「どちらも優待はカタログギフトで、選べる商品が充実しています。何より魅力なのは、優待のおトクだけでなく、配当利回りも高いこと。“1粒で2度おいしい”銘柄を選ぶようにしています」

2・少額からでも配当金をもらう!

企業が営業活動などで得た利益を、株主に分配するお金を指す配当金。年1~2回、株数に応じて還元される。例えば、100株保有し、年1回、1株30円の配当だったら、配当金は年間3000円となる。

「銘柄選びで最も重要なのは“配当利回り”。株価に対して3%以上なら高配当に該当し、“買い”といえます。ただし、高配当すぎるのは危険。株価が安くなると配当金の利回りは高くなるからで、株安=業績不振とも読み取れるんです」

“減配”や配当金なしの“無配”が目立つところは避ける

配当金を狙う銘柄選びのポイントは?(イラスト::週刊女性PRIME編集部)

過去の配当金の推移をチェックし、安定して配当金を出し続けていたら合格。加えて、配当金を増やす“増配”の実績が多ければなおよしという。

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