2023年「ガッカリ&よかったドラマ」ランキング ガッカリ5位までにフジ月9が3作品ランクイン

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時代性があるといえば3位の『きのう何食べた?』(テレビ東京系)も西島秀俊&内野聖陽演じる同性カップルの日常を描くという現代的なホームドラマ。「主演の2人の自然な演技が素晴らしい。出てくる料理もおいしそう」(神奈川県・54歳)とシーズン2を期待していた視聴者も多かったようだ。

大人気『きのう何食べた?』のシロさんこと西島秀俊(左)とケンジこと内野聖陽(右)(写真:週刊女性PRIME編集部)

「今回は老眼鏡の話だったり親のお墓の話だったりと同性カップルに限らず年をとれば直面するリアルな問題が描かれていて、テーマ的にも素晴らしかった。そこに飯テロ要素も加わり、まさに深夜に見るにはぴったりのドラマ。それを西島秀俊さんと内野聖陽さんが演じているという贅沢さですよ」(カトリーヌさん)

そして、2位にはバカリズムが脚本を担当したタイムリープ系コメディーの傑作『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)がランクイン。「主人公と友達の会話はもちろんだけど、着眼点がスゴい! バカリズムさん天才と思いました」(東京都・45歳)などバカリズムの脚本とキャストの演技を称賛する声が多く寄せられた。

安藤サクラ(写真:週刊女性PRIME編集部)

「次々と繰り出される平成&職業あるある、リアルすぎる女子トークと隅から隅まで面白かったですよね。安藤サクラさんが人生を繰り返すたびに見ている過去を、私たちも追体験できる構成の見事さ。

しかも、物語を破綻させずにきちんと伏線を回収して、最後は女子の友情物語として美しく完結させた。役者さんたちのお芝居も素晴らしかったですが、何よりバカリズムさんの脚本が完璧でした!」(カトリーヌさん)

堂々の第1位は…

ドラマ史上最多とも思われる本数の作品が制作された2023年、圧倒的な話題と支持を得て見事1位に輝いたのは堺雅人主演の壮大なサスペンスドラマ『VIVANT』(TBS系)。

「ストーリーや世界観が壮大で、毎週映画を見ているような贅沢さだった。予測不能の物語を考察するのも楽しかった」(長野県・40歳)。「豪華かつバラエティーに富んだキャストがそれぞれキャラの立った役を演じていて、すごくよかった」(東京都・40歳)とコメントも絶賛の声であふれている。

日曜劇場『VIVANT』(公式HPより)

「去年が『silent』の年なら今年は『VIVANT』の年。来年は最後にTのつく題名のドラマが増えるかも(笑)。

考察系ドラマって謎を重ねがちなんですけど、この作品は2話で“VIVANT”の意味が判明し、4話で乃木の正体がわかり、5話で1話からの伏線がすべて回収され、そこから新たな謎が提示されるというふうに、ものすごく構成も工夫されていた。

福澤克雄監督の構想を複数の脚本家に書かせるというハリウッドスタイルの脚本作りで、そこも新たな挑戦でしたよね。続編もめちゃくちゃ楽しみですし、スピンオフがいくらでもできそう」(カトリーヌさん)

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