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ビジネス #2040年アパレルの未来

パタゴニアも注力「サステナブルより先」の新概念 ステラマッカートニーも取組む世界最新の動き

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  • 福田 稔 KEARNEYシニアパートナー
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実際には、過去に人間が自然を農地に転換してきたことで、自然界の温室効果ガスの吸収量を減らし、気候変動を促進してきたという厳しい現実があります。

一般的に、自然の森を単一作物の農地にすると、温室効果ガスの吸収力は2分の1になるといわれています。

生産性を上げるために二毛作、三毛作を行えば、土壌がやせて、温室効果ガスの吸収力はさらに下がります。

世界で注目を集める「リジェネラティブ農業」とは

「リジェネラティブ農業」は、農地の土壌の健全性を保つだけではなく、土壌を改善しながら温室効果ガスの吸収力向上と生態系の回復につなげることを目指します。

現在、人間が広げてきた農耕地は、地球上の陸地の約46%を占めます。

土壌が健全であるほど多くの温室効果ガスを吸収するため、広大な農地の温室効果ガス吸収力を上げる「リジェネラティブ農業」は、気候変動対策のひとつとして有効なアプローチとなるわけです。

すでにグローバルの大手企業では、「リジェネラティブ農業」への取り組みが広がりつつあります。

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【ネスレ、クノール、そして日本のスタートアップは?】

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