パタゴニアも注力「サステナブルより先」の新概念 ステラマッカートニーも取組む世界最新の動き

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

グローバルではいま、「サステナビリティ」をより進めたコンセプトとして、「リジェネレーション」「リジェネラティブ」が注目を集めています。

「リジェネレーション」「リジェネラティブ」とは?

「再生」という意味を持つリジェネレーションは、地球環境の持続可能性だけでなく(サステナブル)、すでに壊してしまった多くの地球環境を再生し(リジェネラティブ)、すべての生き物にとってよりよい状態に戻すことを目指す考え方です。

CO2排出問題であれば、排出量ゼロを目指すカーボンニュートラルにとどまらず、一歩進んで、CO2の総量を減らしていくカーボンネガティブを目指します。

「リジェネレーション」はすでに農業分野において広まり、アメリカでは「リジェネラティブ農業」、日本では「環境再生型農業」と呼ばれています。

なぜ、農業分野で「リジェネレーション」が広まっているのか。

じつは、農業が地球環境に与える影響が非常に大きいものだからです。

次ページ農業が環境破壊に一役買ってきた!?
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事