朝の一杯に使う湯飲み茶わんは、奮発して高級なものを使いましょう。自然と扱いが丁寧になり、シンクに置きっぱなしにすることもできなくなります。
鉄瓶、急須、そして湯飲みを洗ってふきあげ、元の場所に戻すとき、背すじはシャンと伸びて「今日も一日、丁寧に生きていこう」と思えることでしょう。
お粥で体と味覚をリセット
一禅チャレンジ「お粥で体と味覚をリセット」
丁寧にお茶をいれたら、朝食も心を込めてしつらえましょう。
作るのは1品で十分。それはお粥です。
飽食の時代だからこそ、週1~2回は朝食にお粥を取り入れて、胃や腸、そして舌にかかる負担を取り除いてください。
作り方は簡単です。お米1に対して水3~4を入れて土鍋でゆっくり炊きます。炊飯器でもいいでしょう。
修行僧の朝食は白粥とごま塩、そして少量のお漬物だけです。非常に粗食なのですが、多くの禅僧は「朝食のお粥はおいしかった」と口をそろえて言います。
その味はもちろんですが、お米から炊いた粥、ごま、そして漆の器が奏でる香りのすばらしさからきているのです。
ぜひとも漆の器で食べてみてください。おいしさが違います。
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