キーエンスは「仕組み」ですべての課題を改善する チームのプロセスを数値化してマネジメント

マネジメントで数値化が徹底されている
キーエンスでは、マネジメントにおいて数値化が大いに活かされています。では、「キーエンスの数値化」とは何をするのか? それは、プロセスの数値化です。
例えば、営業チームであれば、営業の目標(KGI)である「受注」に至るまでのプロセスを「DM➔電話➔アポ➔面談➔案件化」と分解をします。そして、それぞれのプロセスに置いて、チームの目標となる数字(KPI)を立て、日々の実績を記録していきます。そして、それぞれのプロセスにおける実績を「比較」することで、問題点を発見します。
例えば、今月の実績と前年同月の実績とを比べて、「電話」の件数が減っていた場合、この「電話」のプロセスに問題があると考えます。
チームの数値化で問題点を見つけたら、その後は改善です。その際、改善の方法はまずはリソースの配分を検討することです。その理由は、リソースの再配分であればすぐに実施することが可能だからです。たとえば、アプローチすべき顧客規模の見直しなどであれば、翌日からでも実行できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら