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キーエンスが劇的成果出す「チーム行動の数値化」 「一般的なマネジメントの数値化」と何が違う?

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  • 岩田 圭弘 Exgrowth株式会社 代表取締役
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たとえば受注件数だけ見ていても、その数値が何を示しているのかは、目標から逆算した数値を基準にしなければ理解できません。受注件数が前年よりも伸びているからといって、目標がそれ以上に高く設定されていれば、決して良好な状態とは言えないのです。

またチームのメンバーに対して闇雲に「受注件数を増やせ」と指導しても、メンバーの一人ひとりは何をどのように努力すればいいのかわかりません。檄を飛ばすだけではマネジメントしているとは言えないのです。

ですから、KGIからプロセスごとのKPIを逆算して、それが達成できているかどうかを確認するということが、チームにおいて必要になります。

ただし、注意点がありますので後述します。

「キーエンスの数値化」を取り入れるべき理由

そこで、そもそもマネジメントに「キーエンスの数値化」を取り入れるべき理由を確認しておきましょう。その理由とは、一言で言えば「茹でガエルになってしまわないため」です。

マネジメントにおいて最も危険なことは、「変化に気づかない」ことです。チームの働きぶりを感覚的に捉えていて、「なんとなくうまくいっている」などと思っていたら、実際には成果を上げていなかったということはよくあります。このようにチームの状態を印象で捉えていてはマネジャー失格だと言わざるを得ません。

キーエンスでも振り返りをするミーティングがありましたが、業績の悪いチームは「その変化にいつ気づいたのか?」ということが話題になることが多かったです。

やはりマネジャーは、KGIからプロセスごとに逆算したKPIが達成されているかどうかを数値で把握できていなければならないのです。

それも半期や月次、そして日次で確認できていなければ、どのタイミングでどのプロセスに手を入れなければならないのかなどわかるはずがありません。

これらの数値を把握できていないマネジャーは、メンバーに対して具体的な指導をできませんから、「もっと頑張れ!」といった声援を送るだけになってしまいます。それではチームの生産性を高めることやメンバーのモチベーションを高めることはできないでしょう。

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