"内向型"「粘り強さを力に」今年こそ夢を実現 目標設定5つの方法"根気強さは才能にまさる"

✎ 1〜 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6
拡大
縮小

物事が計画どおりに進んでいないことがわかると、多くの人はがっかりしてあきらめる。2、3か月たって目に見える結果が得られなければ、別のことに乗り換えて同じプロセスを繰り返し、とくに何も成し遂げない。

目標がなんであれ、あなたは多くの試練に直面することだろう。実際、何度もあきらめたくなるかもしれない。

人びとがあきらめる主な理由のひとつは、非現実的な期待を抱いて物事に取りかかるからだ。多くの人は物事がすべて計画どおりに進むと勘違いしているが、そんなにうまくいくことはめったにない。

すぐにあきらめるのを避けるためには、目標に取りかかる前に最悪のシナリオを想定して心の準備しておくといい。「起こりうる最悪のことは何か?」と自分に問いかけよう。

たとえば、副業で半年間、売り上げがなかったらどうするか? 何か月もかけて書き上げた本が1冊も売れなかったらどうするか?

こういうシナリオを想定しておくことは、これから数か月にわたって役に立つ。感情を交えて、その状況をイメージしよう。どんな気持ちになるだろうか? 起こっていることを受け入れ、前進し続けることができるだろうか?

大きな目標に粘り強く取り組む

多すぎる目標を設定することは、人びとが目標設定の際に犯しがちな間違いのひとつである。短期目標ならたくさん持てばいいかもしれないが、長期目標をたくさん持つのはたいてい逆効果である。

複数の大きな目標に手を出すよりも、ひとつの大きな目標に粘り強く取り組むほうがずっといい。これは自制心の「筋肉」を鍛え、やがてより大きな成果につながる。

内向型のあなたは人脈づくりがよりうまくなり、パーティーによりうまく対処したいと考えているのかもしれない。しかし、それらのことをすべて一度にしようとすると、圧倒されて、どの目標も達成できないだろう。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT