借金450万円→4年で資産1000万円達成した節約術 年間300万円貯金した20代女性の貯金メンタル

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まず、節約1年目の2019年に250万円の貯金に成功。

2年目となる2020年以降は、年間300万円の貯金を継続してきました。
そして、約4年が経過した2022年8月には、

借金180万円(※2021年に157万円を繰り上げ返済)
資産1200万円

5年前では考えられないような資産をつくることができたのです。借金分を差し引いた純資産では1000万円です。なお、奨学金は無利子のため、無理をして早めに全額返済をすることは考えていません。

節約だけで1000万円の貯金に成功

「たまたま投資で儲かったのでは? たった数年、それも節約だけで1000万円なんて無理でしょ」

「投資なんて、みんなが成功するわけじゃないよ!」

そう思う人もいるでしょう。

実際のところ、投資にも取り組んでいます。ここでは詳細は割愛しますが、節約によりつくった貯金を使って、米国インデックス株を中心に積極的に投資を行い、資産に占める金融商品の割合をどんどん増やしているのです。

でも、資産1200万円を達成した時点で、投資で得た利益は150万円ほどです。つまり、資産(現金+金融商品)のうちの1000万円は、節約で手にしたものなのです。その後も節約を継続し、2023年には投資の利益を除いても資産1000万円を超えました。

お金の使い方は、その人のメンタル、つまり心と連動しています。

なにかをほしいと思い、買うという意志決定をするときは、自身の性格やそのときの精神状態が反映されます。

特に、浪費や無駄遣いをしてしまう傾向にある人は、感情に流されやすく、ストレスを理由に浪費を正当化する、「浪費メンタル」になってしまっているのです。

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