借金450万円→4年で資産1000万円達成した節約術 年間300万円貯金した20代女性の貯金メンタル
先ほど、優先順位と自分軸をはっきりさせれば無駄遣いが減っていくとお伝えしましたが、いざ買い物をするときになると、買うべきかどうか判断に迷ってしまうこともあるかと思います。
無駄遣いを回避する「つけ麺置き換え法」
「使わない」ためのテクニックには、さまざまなものがありますが、ここでは私が日頃から活用している「つけ麺置き換え法」をご紹介します。
突然ですが、わたしは「つけ麺」が大好きです。3食すべて、1週間でも、いや1カ月でも食べ続けられるというレベルで大好きな食べ物です。
そこでわたしは、「なにかをほしい!」と思ったときには、すべてつけ麺に置き換えて考えるようにしています。例えば、ほしいと思った雑貨が3000円だとして、それを「本当にほしいのか? いま買うべきか?」と吟味する際に、「つけ麺(1杯1000円)だったら3杯食べられるな」と置き換えてみるのです。
これが「つけ麺置き換え法」です。
「大好きなつけ麺3杯よりも、目の前にある素敵な雑貨1個のほうが価値は高い。それを買ったほうが幸せだ!」と思えたら、迷わず雑貨を購入します。
逆に、「やっぱりつけ麺3杯のほうがいいな」と思えれば、それをほしいという気持ちをなくせるというわけです。
この基準はなんでも構いません。スターバックスコーヒーのフラペチーノが大好きな人であれば、「フラペチーノ〇杯分だな」と考えればいいでしょうし、本やマンガが大好きな人なら「〇冊分だな」と置き換えればいいでしょう。
こういった基準をひとつ持っておくと、自分軸やお金の使い方の優先順位がはっきりして、日頃の小さな買い物の場面でも迷ったり悩んだりすることが減っていくはずです。
節約に取り組む際に、「とにかくお金を使わない」というストイックな考え方だけでは、お金で買える本当に大切な価値や幸せを見失ってしまいかねません。
お金を使うときは、「無駄な支出はしない」と同時に、「なにに使うなら、価値があるのか」を一緒に考えることが大事だと思います。
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