月12万の生活費、都内新築→団地に越した人の生活 おひとりさま女性2人の"至高のわが家"を拝見

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「オシャレなカフェのような空間にしたくて、100円ショップで買ったイミテーションの植物も飾りました。それが1つ、2つ増えて、次はベランダで季節の花を育てて。

そうやって部屋に好きなものを少しずつ増やしていくと、気持ちが軽くなっていくのがわかりました。

そうしているうちに、趣味で近所の陶芸教室に通える余裕もできて。知り合いが増え、ここでの暮らしがより楽しいと思えるようになりました。5年前には、こんな未来があるとは想像できませんでした」

趣味で始めた陶芸。引っ越ししてから始めて、今では普段使いの食器は半分以上自作のもの(写真:週刊女性PRIME編集部)

“毎日過ごす空間が、自分のマインドを変えてくれる”ということに、身をもって気づいたときんのさん。

生活を第一に、やりがいのあった都内での仕事も通勤時間がもったいないと思い辞めた。そして自宅から近い、介護の仕事へ転職をして“自分時間”を確保した。

DIYも取り入れつつ楽しむガーデニング。心癒される植物を少しずつ増やしていきます(写真:週刊女性PRIME編集部)

有意義なお金の使い道

そして、生活をさらに良くしていくために、月に1度、“じぶん会議”を行う。

「靴の数を減らしたいといったたわいもないことから、老後のお金のことまで、具体的に困り事や不安なことを書き出して解決策を練っています。

生活を見つめ直し、自分らしいシンプルな暮らしを続けることに役立つだけでなく、これからを考えてワクワクできる時間なのです」

きんのさんは、団地への引っ越しを機にお金の使い方も見直し。引っ越し代やリノベーションで貯蓄の大部分を使い果たし、老後資金の不足に気づいてから“月12万円のプレ年金生活”を遂行している。

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