衆議院議員・河野太郎--虚構の核燃料サイクルで日本の原子力政策は破綻

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 また、学校の屋外活動の基準の上限を年間20ミリシーベルトと決めた文部科学省の担当者を国会に呼び出して、決定プロセスをはっきりさせないといけない。疎開しなくてもいいレベルにしようと20ミリシーベルトに決めたのだ。健康を守ることのほうが大事で、子どもたちは疎開をさせたほうがいい。

東電が隠したのは事故データだけではない。需給調整契約を行使せず、相当な量がある自家発電を送電網に乗せることなく、揚水発電も隠して、いきなり「無」計画停電をやった。これで、電力需給に関し、原発を続けないと電力が足りないという世論操作をした。東電はウソをつく。経産省はその東電の言いなりだ。蓮舫節電担当大臣は何もしていない。

細野(豪志首相補佐官)には「今、エネルギー担当大臣を河野太郎がやるのがいちばんいいだろう。いつでも電話してこい」と言ってある。

こうの・たろう
1963年生まれ。85年米国ジョージタウン大学卒業、富士ゼロックス等を経て96年10月衆議院議員初当選。当選5回。現在、衆議院決算行政監視委員会筆頭理事、外務委員会委員、自由民主党影の内閣・行政刷新・公務員制度改革担当大臣。

(聞き手:大崎明子、倉沢美左 撮影:尾形文繁 =週刊東洋経済2011年6月11日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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