新藤経済再生担当相「減税や給付金で安心感を」 橋下氏「物価高対策は賛成だが論理ができていない」

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新藤義孝経済再生担当相は「新しい経済のステージに移らなければ、私たちの未来はない」と述べるも、「国民の支持を得られないのは岸田政権にきちんとした物語、論理、ロジックができていないため」と苦言を呈する橋本氏(写真:FNNプライムオンライン)
新藤義孝経済再生担当相は5日、フジテレビ系『日曜報道 THE PRIME』(日曜午前7時30分)に出演し、政府が2日に閣議決定した経済対策に関し、「新しい経済のステージに移らなければ、私たちの未来はない」と述べ、対策の意義を強調した。

経済対策に対するそれぞれの見解

新藤氏は、経済対策について「消費対策という前に(減税や給付金で)可処分所得を向上させ、生活の安心感を作ってもらう。常に可処分所得が物価を上回って、それによって消費を刺激しながら、国の経済が自分たちの力で大きくなっていく。この流れを作る。いま絶好のチャンスが来ている」と述べた。

FNNプライムオンライン「日曜報道 THE PRIME」(運営:フジテレビ)の提供記事です

番組コメンテーターの橋下徹氏(弁護士、元大阪府知事)は「物価高対策は賛成だが、残念なのは、岸田政権はきちんとした物語、論理、ロジックができていない」と苦言を呈した。「物価高対策だと言っているのに、景気対策的なことをやれば、また物価がどんどん上がって、低所得者がまた苦しむではないか、という情報が氾濫している。(政府は)しっかりデータを示し、急激なインフレにはならないよと(国民を納得させるべきだ)」と主張した。

以下、番組での主なやりとり。

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