目の名医が考案「読むだけで目がよくなる文章」 4つのポイントを押さえて「目のコリ」をほぐす

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次の画像で例を示します。矢印に沿って読んでください。

(画像:『眼科医が考案 1日1分読むだけで目がよくなるマジカルフレーズ』より)
(画像:『眼科医が考案 1日1分読むだけで目がよくなるマジカルフレーズ』より)
(画像:『眼科医が考案 1日1分読むだけで目がよくなるマジカルフレーズ』より)

逆さ読みで脳の認知機能がアップする

ヨガが普段やらない特殊な姿勢を取るように、「マジカルフレーズ」でもあえて読みにくい「逆さ読み」を中心とした特別な文章を読むことで、目の筋肉が程よく刺激されストレッチ効果が増します。

「マジカルフレーズ」は、内眼筋と外眼筋、両方のコリ解消に効果が期待できます。特に外眼筋は、眼球を様々な方向に動かすため、ストレッチになります。

人は文字や記号を目で眺めるだけでは、何も受け取ることができません。目からの情報を脳が受け取り、その情報を処理することで「見る」ことができるようになります。

眼科医が考案 1日1分読むだけで目がよくなるマジカルフレーズ
『眼科医が考案 1日1分読むだけで目がよくなるマジカルフレーズ』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

目から入ってくる大量の情報は、視神経を伝わって、脳の「視覚野」という視覚を司る部分に送られます。そこで情報が整理されることで、形がはっきりとするのです。

眼筋の状態がよくても、脳の認知機能が衰えていては、目から入った雑多な情報が処理できず、視力低下の一因となります。「マジカルフレーズ」は、この点にも注目して開発しました。文章を逆さから読んだり、斜めから読んだりすることで、脳の認知機能をトレーニングし、目からの情報を脳の視覚野に伝える「シナプス」のネットワークを強くすることを狙っています。

20~50代のモニター参加者に、実際に1カ月試してもらったところ、早い人だと開始2週間で視力が0.5から1.0に改善しました。

1日1分でOK。長時間行う必要はありませんので、ぜひお試しください

松岡 俊行 医学博士、眼科専門医

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まつおか としゆき / Toshiyuki Matsuoka

1992年京都大学医学部医学科卒。1996年京都大学大学院研究科、2001年10月、ロンドン大学UCL(University College London)客員研究員。京都大学大学院在学中に「Science」に、ロンドン留学中に「Nature」に論文掲載。2008年、京都大学 大学院 医学研究科准教授。2019年、大阪府吹田市に江坂まつおか眼科を開業。2021年、医療法人アメミヲヤ設立。2022年、「近視の撲滅を目指す Dr.まつおか」YouTubeチャンネル開設。

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