目の名医が考案「読むだけで目がよくなる文章」 4つのポイントを押さえて「目のコリ」をほぐす

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長時間、近くを見続けると具体的にどんな負荷がかかるのでしょうか。ものを「見る」ためには、ピントを調節する「内眼筋」と、眼球を見るものの方向に向ける「外眼筋」という筋肉を使っています。

スマホやパソコンなど、近くのものばかりを見ていると内眼筋の緊張が続き、血流が悪化。筋肉は固くなり近くを見た状態で固定され、遠くを見るときにピント調節ができなくなります。また、ずっと同じ画面を見続けるので外眼筋も固定されます。

その結果、「眼の筋肉」に起きるのが眼精疲労、すなわち「目のコリ」です。放置していると、近視や老眼を招いてしまいます。

内眼筋、外眼筋の「コリ」をほぐすことが重要

人はものを見るときに水晶体(目のレンズ)だけでなく眼球を動かして焦点を合わせています。そのため、外眼筋の動きが悪ければ、ピントは合いづらくなります。また、外眼筋のコリが続くと、眼球への血流も滞るため、目の働きが衰えます。外眼筋のコリや疲れを解消しなければ、「目がよく」ならないのです。

「低下した視力は戻らない」と思い込んでいる人もいるかもしれません。しかし回復が可能なケースも多いのです。目が過労状態でヘロヘロになり、ピント調節がうまくできなくなっているだけだからです。「目が悪くなった」原因である「目のコリ」をほぐせばいいのです。

肩がこったり、腕の筋肉が疲れたら、どうしますか? ストレッチやマッサージでコリやこわばりをほぐしますよね。同じことを目の筋肉に行うのがこの記事でご紹介する「マジカルフレーズ」です。

マジカルフレーズとは、読むだけで目がよくなるように設計された特別な文章です(詳細後述)。リラックスして意識的にゆっくりと目を動かしながら読むことで、眼筋をほぐし、血流をよくして、酸素の循環を改善し、目のコンディションを整えます。

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