いわき・久ノ浜で復興の核となる神社、物資供給や戸別調査もこなす神主
そこで、優美さんらが始めたのが戸別調査であり、それだけではなく、支援物資などのなかにある各種の薬類を「救急キット」に作り上げて各家庭に配布している。今後は、がれき撤去などのボランティア、生鮮食料品などの支援募集の活動も行う。
久ノ浜は漁業の町だ。しかし、久ノ浜港も被災した。9月の港復旧に向けた作業も行われている。しかし、住民が戻らなければ、町の復興も何もない。そんな気持ちが高木さんたちの活動から感じられる。その努力に報いるためにも、原発問題の一刻も早い収束が必要だ。
久ノ浜駅までJR常磐線はようやく復旧した。首都圏から日帰りもできる。関心のある方は、高木優美さんの携帯電話(080−1065−0345)まで。
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(浪川 攻 =東洋経済オンライン)
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