「センチュリーのSUV」価格2500万円~の超世界観 セダンでもミニバンでもない新たな高級車の形

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SUVなのにスライドドアも!?

さらに驚くのは、リアドアである。GRモデルのほうのリアドアには、ドアハンドルがない。なんと、スライドドアを採用しているのだ。センチュリーのSUVは、通常のスイングドアとスライドドアを選べるのである。

スライドドアはレールがボディに露出しない設計(写真:トヨタ自動車)
スライドドアはレールがボディに露出しない設計(写真:トヨタ自動車)

開発チームは「これからもセンチュリーがお客様のご期待を超えたおもてなしをお届けしていくために、どうあるべきか」を議論し、「近年では移動時間をより有効に活用し、車内での休憩や、オンライン会議に参加するなど、ショーファーカーに対するニーズが多様化しており、そうした状況も踏まえて開発を進めてきました」という。

その結果が、スライドドアも選べるSUVのショーファーカー(運転手をつけて乗るクルマ)だったのだ。

さらにプレゼンテーションの壇上で流れていたムービーの中には、コンバーチブル仕様も登場していた。

プレスリリースの中に、「ものづくりの匠が技術の粋を込めた世界で一台のセンチュリーを作り上げるプランを、今後、ご用意します」という一文があるが、これは内外装のカラーや仕様を超えたカスタマイズが可能であることを意味するのだろう。

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