つまり「まぶたが落ちてこないよう頑張る」より、「睡眠前に緊急連絡が入らないよう頑張る」ことをおすすめします。
「勉強がつまらない」と思ったら注意
脳をうまく使えない人の3大間違いのうち、最も厄介なのがこれでしょう。
「やらなければいけないから、作業している」「◎時間勉強すると決めたから、やっている」「面白くはないけれども、叱られたくないから作業に耐えている」、このような姿勢で座り続けている人は決して珍しくないはずです。
このような義務感で何かに取り組んでも、結果は出にくいもの。
なぜなら脳が行う仕事とは、感情が伴ったときに効率が上がりやすいものだからです。
たとえば記憶でいうと、脳は何らかの感情が発生したときに、「これは重要だ」と反応して記憶に残そうとします。
「面白い」「楽しい」「ワクワクする」、こんな感情を味方につければ、最短距離で覚えることができます。そのような心が躍動するような状態に自分自身を導いていきましょう。
たとえば面白い語呂合わせを取り入れて覚え方を工夫したり、文字をイラスト化してみたり、表を作ってみたりなどです。
「面白くないけれども、気合いで何度も繰り返し暗唱して覚える」というような修行のような勉強の仕方は、非効率です。またあなた自身のメンタルをむしばみ、勉強嫌いにしてしまうリスクすらあります。
つまり「退屈だ」と感じた時点で勉強方法を変えるなり、休憩を挟むなり、まったく違う作業に取り組むなり、退屈さから逃げましょう。
脳は飽きると途端に集中力を欠いてしまいます。
平たく言うと、飽きっぽい脳の機嫌をとりながら、勉強や作業を進めること。退屈さに耐え続けようとするのは本人がしんどいうえ、やがては思考停止につながりかねません。
このように、一般的に美徳とされるまじめさや忍耐強さは、脳を働かせようとする際に大敵となることもあります。
勉強、仕事、あらゆる作業、その他創作活動まで。
脳を頼りに「アウトプットの質」を追求している方は、「退屈」を感じたら、ちょっと立ち止まってみるのもいいかもしれません。
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