ジョニー・デップの愛犬に安楽死の危機! 検疫受けず入国で豪当局が警告

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 5月13日、ジョニー・デップさんが映画撮影のためオーストラリアに入国した際、愛犬に検疫検査を受けさせなかったことが分かり、豪農業省は犬を出国させなければ安楽死させると警告した。ロンドンで1月撮影(2015年 ロイター/LUKE MACGREGOR)

[シドニー 14日 ロイター] - 人気俳優のジョニー・デップさん(51)が映画撮影のためオーストラリアに入国した際、愛犬に検疫検査を受けさせなかったことが分かり、豪農業省は50時間以内に犬を出国させなければ安楽死させると警告した。同国は動物の検疫に厳しいことで知られる。

デップさんは、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ第5作の撮影に入っている。4月に自家用飛行機で豪州入りした際、愛犬のヨークシャーテリア「ピストル」と「ブー」を連れていることを申告せず、輸入検疫を受けなかったという。

ジョイス農業相は14日、有名人でも豪州の厳しい検疫規制を避けて通ることはできないと強調。「デップさんが犬を約50時間以内に米カリフォルニア州に連れて帰らなければ、われわれは犬を安楽死させるしかない」と述べた。

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