アメリカンキャンパー「ソリス ポケット」の誘惑 老舗ウィネベーゴ最小といいつつ全長5.4m超!

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ソリス ポケット
アメリカを代償するヴェネベーゴ社の中でも最小クラスとなるキャンピングカー「ソリス ポケット」(筆者撮影)

昔からのキャンピングカー愛好家であれば、アメリカ製の大型キャンピングカーに憧れを抱いている人も多いだろう。なかでも、アイオワ州を拠点とするコーチビルダー(キャンピングカーメーカー)の「ウィネベーゴ(WINNEBAGO)」は、60年以上続く老舗であることや、多くのモデルが映画にも登場していることで、アメリカの文化やクルマが好きな層には有名だ。

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もっとも小さなモデル「ソリス ポケット」

フロントフェイス
ソリス ポケットのフロントフェイス(筆者撮影)

同社のラインナップには、大型バスのような外観で、全長が10mを超える「クラスA」と呼ばれる巨大なタイプもあるが、一方で、もっとも小さく、使い勝手がいいといわれているのが「ソリス ポケット(SOLIS POCKET BUT36A)」というモデルだ。ポケットというと、ちょっとかわいらしい印象もあるが、じつは全長5.4mを超える。国産キャンパーのベース車として人気が高い、トヨタ「ハイエース」のスーパーロング仕様よりも長い。

さすがキャンピングカーを「モーターホーム(動く家といった意味)」と呼ぶアメリカらしいサイズ感だ。しかも、これほど大きな車体でも乗車定員は4名、就寝人数は2名。ハイエースのキャンパーには、7名乗り・4名就寝のモデルもあるから、あまり人が乗ったり寝たりはできない。ただし、そのぶん、車内の居住空間はゆったりとしていて、広大な北米大陸を快適に旅するために作られた、さまざまな装備などはかなり魅力的だ。

そんなソリス ポケットが、キャンピングカーの展示会「東京キャンピングカーショー2023」(2023年7月1~2日・東京ビッグサイト)」で、ウィネベーゴ日本正規代理店「ニートRV」のブースに出展されたので、ちょっと紹介してみよう。

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