物価高が続く昨今、食費の節約や時短調理ができる食品として注目を集める、冷凍食品や冷凍保存テクニック。冷凍食品の商品開発などの経験を生かして「冷凍食品専門家」「冷凍生活アドバイザー」として活動し、『いますぐ食べたい!冷凍食品の本』や『冷凍王子の冷凍大全』などの著書のある“冷凍王子”こと西川剛史さんが、“冷凍”の奥深さについて語る。
今回のテーマは、国内の冷凍食品生産量No.1を誇る冷凍うどん。広く愛される冷凍うどんの魅力と、レンチンだけでできる簡単レシピを紹介する。
暑くて食欲がない夏や、簡単にすませたいランチなどに便利な冷凍うどん。スーパーやコンビニで気軽に購入でき、常備しておけばいつでも食べられて重宝しますね。
実はこの冷凍うどん、国内の冷凍食品全体の中で生産量No.1であると同時に、成長を続ける冷凍めん市場において、生産食数の半数以上を占める人気商品なのです。
年間生産食数はなんと11億食超!
2022年の冷凍めん全体の生産食数は20億416万食で、その中でうどんは11億359万食と約55%を占めます(日本冷凍めん協会調べ)。国内すべての冷凍食品生産量においても4年連続1位をキープし(日本冷凍食品協会調べ)、冷凍食品の中で確固たる地位を築いています。
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