下記に、マネーのプロたちがすすめる固定費の見直し例を挙げておきます。参考にして、固定費を削減してみてください。
● 家賃が少しでも安い部屋へ引っ越す。家賃は収入の30%程度までに抑えるのが理想的。
● 繰り上げ返済や借り換えをして、住宅ローン負担を抑える など。
● 契約プランや契約会社を見直す。
● 電気とガスのセットプランにする。
● 電気・水道・ガスの使用量を減らす。
● 省エネ家電に買い替える など。
● 格安プランや格安スマホ(格安SIM)へ乗り換える。
● スマホとインターネットをセットで申し込むと、料金が安くなる場合がある。
● 契約したままで使っていないサブスクリプション(定額サービス)を解約する など。
● ライフステージに合わせて、保障内容を見直す。
● 複数の保険に入っている場合、保障内容が重複していないか見直す など。
● 自動車保険を見直す(不要な補償や特約が含まれていないかを見直す)。
● カーリース、カーシェアリング、レンタカー利用などへの切り替えを検討する。
● 料金の安い駐車場を利用する。
● 税金や保険料が安い車や、燃費がいい車を選ぶ など。
● 手当り次第に習い事をしない(させない)。
● オンライン授業やITツールを活用すれば、塾や教室に通うよりも費用がかからない場合がある。
賃貸か持ち家か――住居費を徹底的に考えよう
固定費の中でも大きな割合を占める「住居費」。そもそも、賃貸か持ち家かと悩んでいる人もいるかもしれません。100冊の「お金の増やし方」の名著の中には、持ち家のメリットとデメリット、住宅ローンについて書かれているものも多くありました。
中でもテーマとして多く扱われていたのが、「持ち家と賃貸は、どちらが得なのか」。多くの名著では、
「持ち家と賃貸とでどちらが得なのかは、どのようなライフスタイル(ライフプラン)を持っているのかによる」
「物件の購入価格、賃料、家族の人数、住宅ローンの借入額、住み替えの頻度、引っ越し費用など、前提条件が変われば結果も変わる」
としながらも、家を買うかどうか迷ったときに検討すべきポイントが紹介されていました。
また、「持ち家か賃貸か」と悩んだときに、まずはっきりさせたいのは、「家に何を求めるか」です。
自分のライフスタイルを考えることなく、「家賃を払わずに済む」などの理由だけで購入を決めてしまうと、住居費そのものは安く抑えられたとしても、それ以上にストレスの原因にもなります。
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