山下達郎、中田敦彦、鳥羽周作…失言する人の急所 “釈明"が“炎上"にすり替わる3つの危険なスイッチ
9日放送のラジオ番組で山下達郎さんが語った言葉の波紋がいまだ広がり続けています。
すでに多くの報道があるので詳細は避けますが、山下さんが語ったのは主に音楽プロデューサー・松尾潔さんが所属事務所「スマイルカンパニー」から契約解除された件に対する釈明。しかし、約7分間にわたる釈明をしたにもかかわらずネット上の声や記事は、山下さんの作品や功績にも悪影響を及ぼしそうなほどネガティブなもので覆い尽くされています。
注目すべきは、山下さんの語ったことすべてが炎上につながったのではないこと。冷静に釈明ができていたところもあったのに、いくつかの言葉がスイッチになり、炎上に向かってしまったのです。
山下さんだけでなく、今週も広末涼子さんとの不倫騒動で続報があった鳥羽周作さんと、松本人志さんへの批判動画の続報があった中田敦彦さんも含め、「釈明をしていたはずなのに、炎上に向かってしまう」のはなぜなのか。年齢も立場もスキルも異なる3人には炎上に向かうどんなスイッチがあったのか。それはビジネスパーソンにとっても十分参考になるものなのです。
冷静さを欠き、感情的になる瞬間
山下さんは9日放送のラジオ番組「山下達郎のサンデー・ソングブック」(TOKYO FM)で、まず松尾さんとの関係性について語りました。
その内容は主に、「顧問料をいただく形での業務提携であり、雇用関係ではなく、解雇に当たらない」ことと、「事務所の社長判断に委ねる形で行われ、私が社長に契約解除を促していないし、長い間会っていない」ことの2点。事実関係を過不足なく説明できていて、「突然、山下さんの名前を持ち出した松尾さんに問題があるのでは」と感じさせました。
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