財新記者の取材によれば、奇瑞汽車は少なくとも4車種を投入する計画で、最初のモデルを2023年後半に発売する。
江淮汽車は大型のラグジュアリーカーを生産する新工場を建設しており、2024年初めの竣工を予定している。北汽藍谷のニューモデルは、2024年後半の発売を目指す。
クルマの品揃えを相互補完
「ファーウェイの計画では、華為智選方式で共同開発した車種をすべて問界ブランドで販売する。複数の提携先メーカーが、ばらばらに新ブランドを設立するのは現実的ではない。むしろ問界ブランドに統一することで、クルマのラインナップを相互補完できるメリットがある」
前出の自動車メーカー関係者は、販路一本化の狙いをそう説明するとともに、自身の見方を次のように語った。
「自分の会社はファーウェイの計画を支持しているが、他の提携メーカーの考えはわからない。新たな販売方式は、自動車メーカーがいくつかの車種の販売を実質的にファーウェイに委ねるものだ。仮に成功すれば双方が利益を得られ、失敗しても(自動車メーカー側の)リスクは小さい」
(財新記者:安麗敏)
※原文の配信は7月1日
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