数年前から第3次ドーナツブームが到来していると言われていますが、第1次ドーナツブームの火付け役となったのが、この「クリスピー・クリーム・ドーナツ」です。
2006年にアメリカから襲来したドーナツ界の黒船として「海外セレブに人気」「本場アメリカの味」というふれこみで大行列となり、ニュースで報道されるなど話題を呼びました。「10時間待ち」の店舗もあったので、印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
しかしその後、業績が大きく悪化。最盛期は全国で64あった店舗数が44にまで落ち込みます。理由は、その甘さ。上陸時は本当にアメリカの味を踏襲していたため、日本人には甘すぎたのです。
甘さを抑えたメニューでV字回復
そんななかで、日本人の口に合う商品が開発されます。「ブリュレ グレーズド カスタード」です。定番の「オリジナル・グレーズド」の表面を炙ることで苦味をプラスし、甘さを抑えたメニューで、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」は以降V字回復していくことになります。
長らく「クリスピー・クリーム・ドーナツ」を食べていない人が、今のドーナツを食べると、味の違いに驚くかもしれません。
ドーナツとコーヒーはフードペアリングの王道。相性の良さは抜群です。ドーナツの甘さをコーヒーの苦味がひきしめてくれるので、食べ飽きることなくドーナツをペロリと食べ切ることができました。
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