米無人機攻撃で人質が2人死んでいた

オバマ大統領「遺族に深く謝罪」

 4月23日、米当局は、1月にパキスタンで行ったアルカイダへの無人機攻撃で、米国人とイタリア人の人質が死亡したと明らかにした。死亡した米国人人質の自宅前に手向けられた花、メリーランド州で撮影(2015年 ロイター/Gary Cameron)

[ワシントン 23日 ロイター] - 米当局は23日、1月にパキスタンで行った国際武装組織アルカイダに対する無人機攻撃で、米国人とイタリア人の人質2人が死亡したと明らかにした。オバマ大統領は会見で、対テロ作戦の全責任は自分にあるとし、「遺族に対して深く謝罪する」と述べた。

また、こうした問題が再び起きないよう、調査を指示したと明かした。

死亡したのは2011年にアルカイダに拘束された米国人のウォーレン・ワインスタイン氏と、2012年にパキスタンで行方不明になったイタリア人のジョバンニ・ロポルト氏。

米当局に反逆罪で起訴されていた米国人のアルカイダ構成員も、この攻撃の5日後に行われた別の作戦で死亡したという。

今回の人質死亡は、パキスタンやアフガニスタンなどで長年実施され関係国や米人権団体から強い批判を受けてきた無人機攻撃には、後退材料となる。

政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 360°カメラで巡る東京23区の名建築
  • 日本人が知らない古典の読み方
  • 岐路に立つ日本の財政
  • 財新
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
新型肺炎の「致死率」<br>武漢だけ突出する理由

新型肺炎による死亡者は、湖北省、とくに武漢に集中しており、致死率は他の省を圧倒しています。この理由と背景は? 本誌デジタル版では、現地から果敢な報道を続ける中国「財新」特約の連載「疫病都市」を配信しています。