月曜から発生…会社員が陥りがちな「4つの問題」 問題の種類に応じた「適切な視点」を持てていますか

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「新規事業プランを作れ!」と言われても、そんなことやったことがない。以前、同僚が新規事業プランを出していたが、上から強烈なダメ出しを食らっている姿を見ているので、尻込みしてしまう。

そして、なくならない業務ミス。ミスが起きると、社内は殺伐とした雰囲気となり、犯人探しが始まる。報告書も形骸化していて、抜本的な対策が打たれていないように感じる。そして、忘れた頃にまた大きなミスがやってくる……。

現場の問題解決がうまくいかない理由

このように会社では多くの問題が起こります。それらに、それぞれ違う人が対応することもありますが、1人で複数の問題に取り組まないといけないこともあります。

いずれにせよ、なんとかしようという動きは起こるものの、根本的な解決がされないままになっていることが多いのではないでしょうか。上司からは、今回は抜本的な改革を行うと号令が出るが、結局何も変わらない……。社内資料には「それっぽい」単語が並ぶが、本質に迫ることができていない……。研修や書籍で学び、それを実務に生かそうと思っても、そのまま活用できるわけではありません。

なぜでしょうか? それは、問題解決と一口に言っても、やり方は1つではないからです。

現場で起こる問題にはいろいろな種類があり、それぞれで考えるポイントが異なります。そのポイントを押さえずにがむしゃらに取り組んだとしても、問題を解決することは難しいのです。例えば、ミスをなくすための問題解決と、売り上げアップのための問題解決は、同じようで実は違います。

目の前にある問題の種類を認識して、「どのように取り組むことが最適か」をまず選択しなければいけません。しかし、研修や本でたとえ問題解決を学んだとしても、1種類の問題に対する考え方しか学んでいないと、その手法が適切なのかを判断できません。たまたま書籍で学んだ内容が使えるかもしれませんが、それは偶然の産物です。本で読んだ内容をそのまま自分の問題に適用したものの、なかなかうまくいかない事例を数多く見てきました。

問題を高い確率で解決するためには、目の前にある問題の種類に合わせて対応していく必要があります。しかし、問題への取り組み方の選択方法がわかっていないために、とりあえず問題を解き始めてしまうことが多いのです。

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