ChatGPTの登場で、AIを活用したサービスが続々誕生。先進的な企業はすでに動き始めている。
弁護士ドットコム「AIチャット法律相談」
「自分のアイデアに技術が追いついてきた。事業に取り込むには今しかないと思った」。弁護士ドットコムの元榮(もとえ)太一郎社長は興奮気味にそう話す。
法律相談サイト「みんなの法律相談」などを運営する同社は今年5月中旬、ChatGPTと連携したチャット法律相談を新たに立ち上げる。まずは離婚など男女問題をめぐる相談から始め、1年後には交通事故、相続、労働問題など、あらゆるジャンルの法律相談に対応する計画だ。
2014年の上場時からAI(人工知能)の可能性を追求してきた元榮社長。昨秋、ChatGPTに触れた瞬間に「従来のAIとはまったく違うと感じた」(元榮社長)。そしてすぐ自社の事業への取り込みの検討を始めた。
チャット法律相談ではAPIでChatGPTと連携する。強みは、みんなの法律相談に蓄積された121万件に上るデータベースだ。

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