「ChatGPTの回答精度がイマイチ良くない」。そう感じている人も、質問力を鍛えれば驚くほど精度を上げることが可能だ。

「ググる」の代替には適していない
「ChatGPT」の最大の特徴は「自然言語」、つまり人間の言葉で命令できるAI(人工知能)という点。これまでも、スマートスピーカーなど直接話しかけて使うAIはあったが、柔軟な受け答えはできなかった。それらと比べると、現在の言語生成AIは飛躍的に性能が上がり、実用レベルに達している。「ドラえもん」誕生の第一歩だ。
かといって、やみくもに聞けばいいわけではない。何を質問するか、どう質問するかにちょっとした工夫が必要だ。ネット上にはChatGPTを試して「低品質な回答が返ってくる」と指摘する記事が少なくないが、おそらくその大半はChatGPTの潜在的な能力を十分に引き出せていないだけ。大方の予想より、実際は格段に高い能力を持っているはずだ。
まず何を質問するのかを考えよう。大事なのは、グーグルなどのネット検索の代わりに使うのには適していないということ。聞く内容によっては、まことしやかにウソを織り交ぜてくることがある。なぜか。
記事全文を読むには有料会員登録が必要です。
(残り 2196文字 です)
【9/30(火)まで】 年額プラン2,000円OFFクーポン 配布中!
詳細はこちらから
無料会員登録はこちら
ログインはこちら