AIと半導体。新たなテクノロジーを切り開く大ブームが始まった。関連銘柄は幅広い業界に及ぶ。

アメリカのメガテック企業が対話型AIの開発競争を繰り広げている(写真:gandhi / PIXTA)
対話型AI(人工知能)のChatGPTが株式市場においても一大テーマになっている。すでにさまざまなビジネスにAIが組み込まれる実験が始まっており、関連銘柄は幅広い業界に及ぶ。本命銘柄はクラウドやデータセンター、そして半導体関連で、投資家は勝ち馬に乗るべきだろう。
今回のAIブームの中心にいるのは米マイクロソフトだ。ChatGPTを開発したアメリカのオープンAIには、2019年から2度にわたりマイクロソフトが出資している。報道によれば、マイクロソフトは今後数年間で数十億ドルを追加出資するもようだ。
そして、同社は全社を挙げて生成AIを顧客向け製品・サービスに組み込むことを決めた。まず、世界第2位のクラウドサービス「Azure(アジュール)」でChatGPTを使えるようにした。続いて、今後数カ月かけてChatGPTのAI機能を、Word、Excelなどすべてのオフィス製品に搭載する計画である。
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