Google翻訳、DeepL「英語力」はITツールで補える ビジネスでも勉強でも役立つ無料ツール8選
ここまで機械翻訳を利用する方法について紹介してきたが、40〜50代のビジネスパーソンであればそれぞれの分野で活躍されていると想像できる。そうした専門領域における英語キーワードをチェックするという点で私がよく利用しているのは⑤のWeblio英語例文検索である。
英語を学ぶうえで単語を覚えることも重要であるが、その単語がどのような文脈で用いられているのかを知ることで、より一層記憶への定着が図れると考えられている。
その点、Weblio英語例文検索では英語の例文という形で表示されるので、日本語⇔英語のさまざまなバリエーションを知ることができると同時に、文章という形で単語の利用方法を確認することができるようになる。
英語動画から字幕を生成
英語の「聞く」スキルを習得することはハードルが高いことは上述したとおりだが、YouTubeなどの英語動画から日本語で情報収集したいという要望もあるかと思う。英語そのものを聞くこと自体は難しくても、内容を把握するのであれば自動翻訳の字幕を生成すればよいだろう。
ここでは、英語で自動生成された字幕を日本語に機械翻訳した場合を⑥に示したい(著者が2022年9月にオンライン会議で英語のプレゼンテーションを行った際の動画)。
字幕を表示させるためにはYouTubeの字幕アイコンをオンにして、設定(歯車マーク)から字幕に表示させる言語を選択する。日本語が表示されない場合は、「この設定は現在の動画のみに適用されます。すべての動画の字幕の表示設定は設定で調整できます」の設定から「字幕」のところにチェックをつければよい。ぜひ試してほしい。
ただし、字幕に対応していない動画もある。上述したGoogle翻訳やDeepLなどと比べると、日本語として読みにくいところはあるが、機械翻訳の進歩には著しいものがあるため、それほど遠くない将来にかなり精度のよい自動翻訳の字幕で英語コンテンツも視聴できるようになると私は予想している。
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