【メンタル不調を改善】精神科医が勧める食事術 心を元気にする栄養素・4つの"タシテヨ食材"
毎日の食事は、できる限り誰かと一緒にとりたい。1人で食事をしていると、どうしても食べる速度が速くなる、スマホやテレビなどを見ながらよくかまずに食事を続けてしまう可能性も。
「よくかんで食べることは消化吸収を助け、効率的な栄養摂取につながるだけでなく、かむことで脳の血行が促され、環境や記憶に関わる海馬や前頭葉が活性化するなど脳の健康にも好ましいことがわかっています。
また、ゆっくり味わって食べることで、血糖値の急上昇を防ぐこともできるので、糖尿病や肥満のリスクを減らすこともできるのです」
1人で食事をとる場合は、できる限りゆっくり、ひと口当たり30回はしっかりとかむようにしたい。
白米→玄米、ちょっとした変更でOK
手軽に「うつ抜け食品」の摂取を!
・白米→玄米
ビタミンやミネラル、食物繊維をより効率的に摂取するためにも白米や白いパンなど精製された食材ではなく、自然に近い玄米や全粒粉タイプを選んで。
・ジュース→緑茶
緑茶に含まれるテアニンにはリラックス効果や睡眠改善効果があるとされ、週に4杯程度の摂取でもうつ病抑制効果が期待できることがわかっている。
食事をとると体内時計がリセットされ、活動モードに入るため、朝はしっかりと栄養をとることが重要。
反対に夜は栄養を多く摂取しても使われることなく身体に蓄積されてしまうので、控えめにして肥満も予防。
食事は気の置けない友人や家族と一緒にコミュニケーションを取りながら楽しんで。誰かと一緒に食事すると早食いやながら食べを防げ、糖尿病や肥満の予防にも。