日本の水産品貿易、中国への輸出はほぼ停滞

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福島原発の事故を受けた放射性物質による汚染懸念から、中国では日本からの水産品輸入をほぼ停止状態にあるようだ。一方で対日輸出については、将来的に増加の可能性があると、水産業界関係者から期待されている。

中国水産品流通協会の崔和会長は、「中国が輸入している日本の水産品はそもそも少なく、中国の水産品輸入量の1%程度に過ぎない。今回の地震と原発事故を受けて、多くの企業が日本からの輸入を削減した結果、日本からの輸入水産品はほとんど無視できる状況である」と話す。
 水産品商社の上海海之興進出口公司の陳光偉董事長は、「物流面の問題に加えて放射性物質による汚染の懸念があり、日本からの水産品輸入はほとんど停滞している。当社も地震後、日本からの輸入をとりやめている」と話す。

一方で業界では、今後は日本や韓国向けの中国産水産品の輸出量が増えると見込まれている。水産品の養殖・加工を手掛ける上場企業、大連獐子島漁業集団の販売担当者は、同社が生産するエビやホタテ、ウニなどの水産品の対日輸出が増えると予想している。韓国や日本からの発注は増加しつつあり、すでにさばききれない量に達しているという。一財網が3月23日、伝えた。


※一財網は中国の経済メディアグループ最大手・第一財経のウェブサイトです。東洋経済オンラインは震災報道について、一財網と記事交換提携を結んでいます。
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