「6代目インプレッサ」日本仕様で予想される実力 先行予約は3月2日、スペックや価格を予想する

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アメリカ仕様の新型インプレッサ
ロサンゼルスオートショー2022で公開されたアメリカ仕様の新型インプレッサ(写真:SUBARU)

そんな5代目インプレッサも2022年12月に生産終了を発表。そのタイミングで次世代モデルとなる6代目インプレッサの情報が公開された。2022年11月17日(日本時間:11月18日)にロサンゼルスオートショー2022でワールドプレミアが開催され、北米市場で2024年モデルとして販売される第6世代インプレッサのお披露目となった。そのときに公開されたのは、2.0L水平対向4気筒エンジンを搭載した「ベース」「スポーツ」、それに加えて2.5 L水平対向4気筒エンジンを搭載した新グレード「RS」だった。

そして、東京オートサロン2023年に満を持して、新型インプレッサの日本仕様車が初公開となった。東京オートサロン2023に展示されたモデルは、STIパーツを装着した日本仕様車プロトタイプとなるが、ほぼ市販に近いものと考えてよいだろう。また、東京オートサロン2023の段階では、日本市場への投入は今春以降予定というアナウンスだった。

東京オートサロン2023発表モデルの概要

新型「インプレッサ」(日本仕様車・プロトタイプ)
東京オートサロン2023に展示されていたSTIパーツを装着した新型「インプレッサ」(日本仕様車・プロトタイプ)(写真:SUBARU)

東京オートサロン2023で発表された日本仕様車プロトタイプは、あくまで開発目標値となるが、以下のようなスペックだった。まだ、正式な日本仕様のスペックはアナウンスされていないが、東京オートサロン2023の内容で市販が予想される。

【新型インプレッサ(日本仕様車・プロトタイプ)の主な諸元(開発目標値)】
■全長×全幅×全高(mm):4475×1780×1515
■ホイールベース(mm):2670
■エンジン:2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER)
■トランスミッション:リニアトロニック
■ステアリング:ラック&ピニオン式
■サスペンション形式[前/後]:ストラット式独立懸架 / ダブルウィッシュボーン式独立懸架
■ブレーキ[前/後]:ベンチレーテッドディスク / ベンチレーテッドディスク
■タイヤサイズ/ホイール:215/50R17
■駆動方式:AWD

外観に関しては、引き締まったスピード感のある鋭いシェイプと、力強く張り出したフェンダーなどが特徴だ。また、ボディカラーに新色のサンブレイズ・パールを設定。基本的には、先行発表された新型SUV「クロストレック」のかなり近しいスペックとなっている。ちなみにクロストレックは、XVの後継にあたるモデル。海外では、XVをクロストレックという名称で販売していたので、グローバルネームに合わせたといったほうが正しいだろう。

クロストレック
クロストレックの外観(写真:SUBARU)

さらにインプレッサの歴史でも触れたが、もともとXVはインプレッサの派生車種として生まれたクロスオーバーSUV。従来であれば、インプレッサを先行して発表、その後にXV(クロストレック)という流れになるのだが、近年のSUV人気もあり、スバルも売れ筋のクロストレックを先行させたのだろう。そのため、インプレッサとクロストレックには類似点も多い。

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