また、5代目インプレッサは、日本市場で「インプレッサSPORT」という名称だったが、6代目では“SPORT”が外れて「インプレッサ」という名称に変更。歴代インプレッサのスポーティでカジュアルなデザイン、優れた運動性能、安心の先進安全装備、利便性に優れたユーティリティ性能を継承しつつ、新型では最新技術を多数搭載し、安全性能や動的質感を大幅に進化させたとも語られている。
インプレッサの歴史を振り返る
スバルを代表する4WDセダンおよびハッチバックのインプレッサ。そのデビューは1992年にさかのぼる。初代モデルは、横長のヘッドライト&テールレンズを採用したスタイリングを持ち、ボディタイプはセダンとスポーツワゴンを設定。1.5Lや1.6L、2.0Lなど、エンジンバリエーションも豊富に用意されていた。とくにハイパワーな水平対向2.0Lターボエンジンを搭載したインプレッサWRX(GC8型)は、WRC(世界ラリー選手権)に参戦し、『スバル=高性能4WDターボ』を印象づけた1台だろう。
その後、2000年に2代目へモデルチェンジ。2代目は、初期型で丸目ヘッドライトを採用し、2002年のマイナーチェンジで涙目のようなヘッドライトデザインに変更。さらに2005年のマイナーチェンジでは、吊り上がった通称『鷹目』と呼ばれるヘッドライト形状になっている。マニアの間では、『丸目』『涙目』『鷹目』のようにヘッドライトデザインによって前期・中期・後期を区別されている。
そして2007年に登場した3代目では、ガラリと印象を変えて5ドアハッチバックとしてデビューする。2010年には、派生モデルとしてSUVモデル「インプレッサXV」を追加し、同年に4ドアセダンの「インプレッサWRX STI」もラインナップに加えている。
2011年に登場した4代目では、パッケージングを大きく変更し、5ドアモデルの「スポーツ」、4ドアセダンの「G4」、さらに「XV」を独立させる形でラインナップを一新。さらに高性能モデルの「WRX」も独立することになる。そして2016年に先代モデルとなる5代目が登場する。
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