佐川急便が24日から岩手県、宮城県、福島県での通常集荷や通常配達を再開【震災関連速報】
宅配便大手でSGホールディングス傘下の佐川急便は24日から、一部集配不能エリアを除き、岩手県、宮城県、福島県での通常の集荷や配達を再開する。一部集配不能エリアとは、岩手県下の大船渡市、陸前高田市、久慈市、釜石市、上閉伊郡、下閉伊郡、気仙郡、宮城県下の石巻市、東松島市、気仙沼市、牡鹿郡、本吉郡、亘理郡、福島県下の南相馬市、双葉郡のこと。
これら3県で佐川急便はこれまで営業店止めサービスの再開にとどまっていた。集配不能エリアでは相変わらず営業店止めサービスにとどまる。
このほか4月1日からは全従業員が「がんばろう!日本」のワッペンをつけることにした。
佐川は18日から福島県内の営業店で営業店止めサービスを再開していたが、沿岸部以外の郡山や福島、会津、白河、須賀川などの7店舗にとどまっていた。
佐川は17日に福島を除く東北5県で営業店止めの宅配便の取り扱いを再開。18日には福島県でも営業店止めの取り扱いを再開していた。19日から茨城県全域での集荷・配達サービスを再開。22日には東北6県での代金引換便の取り扱いや、青森県、秋田県、山形県での通常の集荷・配達を再開したほか、被災原発に近いいわき店、相馬店(いずれも屋内待避エリア外)への営業店止めサービスを再開。23日にはいわき店、相馬店から全国への配送を再開した。
(山田 雄一郎 =東洋経済オンライン)
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