「決断力が足りない人」は簡単なコツで変えられる 一度試してみたい3つの「日常習慣」
8つある脳番地の中では、運動系に次いで「すぐ動ける」かどうかに関係しています。カラダを動かす際には、どう動かすか、どっちに進むかといったことをアタマの中でまず選択しなければなりません。
そのうえで「よし、動こう」と決断して、初めてカラダが動くことになります。つまり、実際に動くまでには
●やる気を出す
といったプロセスがあり、このプロセスに思考系脳番地が関与しているわけです。
また、一度始めたチャレンジに対して、あきらめずに最後まで続けるという持続力を持たせるのも思考系脳番地です。
この思考系脳番地の働きが弱いと、グズグズと優柔不断で決断できない、モチベーションが高まらない……結果としてアタマが真っ白になって思考停止し、動けなくなるし、動き出しても止まってしまうのです。
思考系脳番地の働きをよくするために効果的なエクササイズは、日常のさまざまな場面で、比較や選択、決断をする機会を増やすことです。
また、思考系脳番地がスムーズに動けるように、思考を邪魔するものを排除するといった工夫も有効です。
やるべきことをやった時に、自分に対してご褒美をあげるというのも、モチベーションを持続させる方法です。
では、具体的なエクササイズを説明していきましょう。
脳番地エクササイズ1:着なくなった服を捨てる
思考系脳番地が強く、「すぐ動く」ができる人は、判断力や決断力があり、それが実行力につながっています。そのため、普段の生活の中でも決断が得意です。
たとえば、「いるもの」「いらないもの」に分けるという判断を常に行っているため、モノを片づけたり捨てたりするのが上手で、家の中が整理整頓されています。
反対に、思考系脳番地が弱い人は決断ができずに、モノがどんどん増えていってしまいます。
そこで判断力や決断力を高めるために、判断・決断する機会をあえてつくってみましょう。
それが「着なくなった服をひとつだけ捨てる」というエクササイズです。
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