「34歳で仕事リタイア」した僕がお金を貯めるまで 忙しい会社員にもできる「配当投資」のコツ

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忙しい人でも手間なくFIREを達成する投資法とは?(写真:foly/PIXTA)
経済的自立をし、早期リタイアを実現する「FIRE」が、ここ数年で日本にも浸透してきた。しかしながら、多くの人が投資に「手間」と「時間」をかけられず、挫折しているのが現状だ。
これまでの投資法はなぜ「手間」と「時間」がとられるのか。忙しい人でも、手間なくFIREを達成する投資法はないのか。SNS総フォロワー8万人、自身もFIREを達成した個人投資家のゆうパパ氏に聞きました。
(同氏の新刊『ほったらかし投資FIRE』から一部抜粋、編集してお届けします。本記事は投資による利益を保証するものではありません。投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください)

「平均睡眠時間3時間」になる投資もある

私は株式投資やFX投資、仮想通貨など、さまざまな金融商品に投資してきました。若かったこともあり、ハイリターンを狙って好んでリスクの高い商品に投資していた時期もあります。しかし、やはり同じくどれもチャートに張り付いて、「株価」をずっと見ていなければならなくなり、結果、日々の仕事をこなしながら続けるのは難しかったのです。 

例えば、私は日経225に連動した動きをする「日経225オプション」というレバレッジの利いた商品に投資をしていた時期があります。レバレッジが利いているので、日経平均の何倍も激しい値動きをします。

もちろんその分、リターンも大きいのですが、想定していた以上の価格変動があると、あっという間に大損につながります。特に当時は、第二次安倍内閣がアベノミクスという経済政策を打ち出したころで、8000円前後だった日経平均株価が一気に上がり始め、さらに激しい値動きをする時期でもありました。もともとリスクが大きい上に、市況もリスクを助長している状態だったのです。

株式市場が開く朝9時と言えば、当時営業マンの私にとってはお客様回りをしたり、会議に出席したりしなければならない時間です。そこから午後3時まで株式市場は開いています。

しかも、日経225オプションは夜間取引もできる商品でした。昼と夜、両方取引ができてしまうのです。他の株みたいに市場が開いている間以外取引ができないのであればまだいいのですが、夜も気になって仕方ありません。

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