「34歳で仕事リタイア」した僕がお金を貯めるまで 忙しい会社員にもできる「配当投資」のコツ
「平均睡眠時間3時間」になる投資もある
私は株式投資やFX投資、仮想通貨など、さまざまな金融商品に投資してきました。若かったこともあり、ハイリターンを狙って好んでリスクの高い商品に投資していた時期もあります。しかし、やはり同じくどれもチャートに張り付いて、「株価」をずっと見ていなければならなくなり、結果、日々の仕事をこなしながら続けるのは難しかったのです。
例えば、私は日経225に連動した動きをする「日経225オプション」というレバレッジの利いた商品に投資をしていた時期があります。レバレッジが利いているので、日経平均の何倍も激しい値動きをします。
もちろんその分、リターンも大きいのですが、想定していた以上の価格変動があると、あっという間に大損につながります。特に当時は、第二次安倍内閣がアベノミクスという経済政策を打ち出したころで、8000円前後だった日経平均株価が一気に上がり始め、さらに激しい値動きをする時期でもありました。もともとリスクが大きい上に、市況もリスクを助長している状態だったのです。
株式市場が開く朝9時と言えば、当時営業マンの私にとってはお客様回りをしたり、会議に出席したりしなければならない時間です。そこから午後3時まで株式市場は開いています。
しかも、日経225オプションは夜間取引もできる商品でした。昼と夜、両方取引ができてしまうのです。他の株みたいに市場が開いている間以外取引ができないのであればまだいいのですが、夜も気になって仕方ありません。
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