トヨタは生産停止を26日まで延長、影響台数は14万台に、28日以降の生産再開も未定【震災関連速報】

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トヨタは生産停止を26日まで延長、影響台数は14万台に、28日以降の生産再開も未定【震災関連速報】

トヨタ自動車は22日、国内全工場と系列車体メーカーにおける完成車の生産停止を26日まで延長すると発表した。26日は土曜日だが、トヨタ車体・いなべ工場など一部の工場で休日稼働を計画していた。

トヨタは東日本大震災の発生翌週の14日から生産停止を続けており、影響台数は14万台にのぼる見通し。部品の調達が難航しているためで、とくに電子部品、樹脂、ゴムなどの調達が難しいという。27日は日曜のため休みだが、28日以降に生産を再開するかどうかも現時点では未定だ。

補修部品については、17日から生産を再開している。海外生産用の部品も21日から生産し始めた。

 トヨタの生産停止を受け、トヨタ系の部品メーカーでもトヨタ向けの部品生産を止めている。最大手のデンソーは直接の被害は受けていないが、14日からトヨタ向けのラインを停止中。アイシン精機など、ほかの系列部品メーカーでも同様の措置をとっている。

西村 豪太 東洋経済 コラムニスト

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にしむら ごうた / Gota Nishimura

1992年に東洋経済新報社入社。2016年10月から2018年末まで、また2020年10月から2022年3月の二度にわたり『週刊東洋経済』編集長。現在は同社コラムニスト。2004年から2005年まで北京で中国社会科学院日本研究所客員研究員。著書に『米中経済戦争』(東洋経済新報社)。

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