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「ジム通いが続かない人」がとるべき3つの戦略 退屈でしんどいことにも「やる気」を出す方法

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選択をする時点で見知っているポジティブな体験――既知の利点――に心が向いているだけで、目標に向けて努力を続ける後押しになるのだ。ただし、勘違いしてはいけない。まだ12歳ならいざ知らず、人生がいつでもパーティではないことはあなたも知っているはずだ。

やることなすこと、すべて内発的モチベーションがわくものにすることはできない。私は初めて妊娠したとき、出産はうるわしい体験に違いないと期待していた。誰もが美しい奇跡のことばかり語るからだ。しかし、出産とは長い長い苦痛の末にようやく迎える感動的なフィナーレなのだということを、たちまち思い知らされたのだった。

さいわいなことに、出産という仕事をするにあたっては、内発的モチベーションは必須ではない。苦しいけれど比較的短時間の経験を通り抜けるときには、内発的モチベーションを高めることなど心配する暇もなく、とにかく乗り切ることしか考えられないからだ。

「嫌いな仕事」を続ける理由

また、内発的モチベーションのおかげで能力が高まることもある一方で、最低限の活動しかするもんか、という腹積もりがあるときは、必ずしもその効果は必要ではない。

私は経営学を教える立場として、これまでさまざまな人から、「嫌いな仕事に耐えて続けているんです」という話を聞いてきた。「賃金奴隷」のような気がする、と彼らは言うのだった。

だが、よりよい転職先が見つからない限り、たいていは仕事をやめようとしない。多くの場合は失業への不安のほうが強いので、同じ職場に通い続ける動機があるのだ。全力投球はせず、退職もしないのである。

(翻訳:上原裕美子)

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