5代目プリウス「320万円~」遂に発売で見えた全貌 サブスク専用モデルも登場して選択肢は増えた

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アップデートによりクルマの付加価値を維持できるとして、月額利用料を月額1万6610円~と、手頃さを感じられる戦略的な金額に設定している。つまり、これまでと同じように購入できるのは、2.0リッターエンジン仕様のGとXの2グレード。価格でいえば、320万~392万円(税込み)だ。

Zグレード(写真:トヨタ自動車)

最上級グレードのZは、フロントロアグリルやセンターピラー、ホイールアーチモールといったエクステリアパーツがグロス(艶あり)ブラックとなり、インテリアではディスプレイオーディオの画面サイズが大型12.3インチに。シートも、合皮の「8ウェイパワースポーティシート」となるなど、見た目がゴージャスになる仕様。

Zグレードのインテリア(写真:トヨタ自動車)

またウインドウガラスの撥水機能やスーパーUVカット&IRカット機能、ステアリングヒーター、フロントドアクォーターガラス、緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)、フロントクロストラフィックアラート(FCTA)、レーンチェンジアシスト(LCA)、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)など、安全・快適装備も至れり尽くせりとなる。

一方のZはこれらのアイテムは非装備となるが、50万円安い価格面がアドバンテージだ。気になるは、KINTO Unlimited専用モデルとなるUグレードかもしれない。

Uグレード(写真:トヨタ自動車)

Uは、Gよりもさらに装備はシンプルになり、アルミホイールも非装備となる法人向けXグレードに準じたものとなる。パワートレーンも1.8リッターだ。同じプリウスであっても、明確にターゲットがわけられているように見える。

40mm低いボディの室内寸法は?

先に価格やグレードを説明してしまったが、新型プリウス自体についても改めてお伝えしよう。

ボディサイズは全長4600mm×全幅1780mm×全高1430mm(2.0リッター車)。先代よりも60mm長く、20mm幅広く、そして最大40mm低くなった。先代プリウスも先々代(30系)よりも低くなったことが強調されたが、それよりもさらに低くなっているのだ。

Zグレードの室内(写真:トヨタ自動車)

そうなれば気になるのは室内空間だろう。先代の室内寸法が、長2110mm×幅1490mm×高1195mmだったのに対し、新型プリウスでは長1840mm×幅1500mm×高1130mmと、幅以外は縮小している。

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