任天堂は3DS新作ソフトの国内発売を延期【震災関連速報】
任天堂は東日本大震災の影響で、東北方面への製品の出荷・配送に多少の影響が出ているもようだ。影響の度合いは明らかにしていないが、東北地方で小売店、電機店の営業に支障が出ており、多くの地域で販売ができない状態にあると見られる。任天堂へ依頼のあった修理品やオンライン販売商品の、東北6県および茨城県への配送も中止している。
また、17日に予定していた、ニンテンドー3DS専用ソフト『スティールダイバー』の国内発売を延期した。18日時点で、発売日は未定で、決まり次第、ホームページ上で公開する。3月末に予定している、欧米での3DS発売は予定通り行う。
今2011年3月期分の、3DSの出荷計画400万台について、任天堂側は変更していないが、国内出荷分(約150万台と推定)については下振れる可能性が高そうだ。米国に次いで大きな市場の日本で消費意欲が減退すれば、任天堂を含めたゲーム・娯楽業界にとって、マイナスの影響となるだろう。
なお、任天堂は、東日本大震災の被災者の救済、被災地の復興のため、3億円の義援金を寄付する。
(前野 裕香 =東洋経済オンライン)
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