睡眠不足をどうにかしたい人に読んでほしい2冊 朝の習慣でぐっすり眠れてすぐ回復する体に

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「IAP呼吸法」を実践すると、次のような効果が期待できるといいます。

・腹圧が高まることで、体の中心(体幹と脊柱)がしっかり安定する
・体幹と脊柱が安定すると、正しい姿勢になる
・正しい姿勢になると、中枢神経と体の連携がスムーズになる
・中枢神経と体の連携がスムーズになると、体が「ベストポジション」(体の各パーツが本来あるべきところにきちんとある状態)になる
・体が「ベストポジション」になると、無理な動きがなくなる
・無理な動きがなくなると、体のパフォーマンス・レベルが上がり、疲れやケガも防げる

最初は指先を足のつけ根に差し込んで

所要時間は1分程度なので、忙しい人でも行いやすいはず。「腹圧を高めておなかを膨らませたまま、息を吐く」感覚をつかむためにも、最初は指先を足のつけ根に差し込んで練習するのがいいようです。

IAP呼吸法はシンプルでありながら、疲れの予防と解消が期待できる強力なメソッド。決して難しいものではないので、気軽に試してみてはいかがでしょうか?

Points
・文武両道のスタンフォードで実践されている疲労回復法
・IAP呼吸法を紹介
・所要時間1分で疲れにくくなる
(229ページより)

 

『ぐっすり眠れる×最高の目覚め×最強のパフォーマンスが1冊で手に入る 熟睡法ベスト101』(白濱 龍太郎著、アスコム)

著者は、睡眠、呼吸器内科、在宅医療の専門クリニック「RESM新横浜」の院長。これまで1万人を超える患者さんに、睡眠に関する治療を行ってきたなかで、「睡眠に関する情報はなにが正しいのかわからない」といった声を多く聞いてきたそうです。そこで本書では、著者の睡眠に関する治療や研究、世界の研究論文などをもとに、「熟睡法」に関する「ベスト101」を厳選しているのです。

次ページよい睡眠には朝の習慣がとても大切
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事