「メイク失敗」はパーツ比率を理解していないから きれいを理論で作る「骨格補正メイク」の威力
「若々しさ」や「美人」と感じさせるには、顔のパーツの形だけではなく、「比率」が大きく関係しています。誰もが美しいと感じるバランスを「黄金比」といい、それはミロのヴィーナスやピラミッド、金閣寺などの永く愛される美術作品や建築にも共通する「ルール」です。実際に、モデルさんや女優さんなど「美人」と感じる人の顔バランスは、「黄金比」にあてはまることが多いのです。本稿では『骨格補正メイク』より、一部抜粋・編集のうえ、メイクで比率を補正するテクニックをお伝えします。
元の顔立ちやセンスは関係ない
目の大きさや、鼻の高さなど各パーツごとの形や、顔の大きさを気にされる人も多いのですが、それよりも美しく見せるのに大切なのは、なんと言っても「比率」。つまり、人が見て美しいと思うものにはルールがあり、それに寄せて「比率」を補正することで、元の顔立ちやセンスに関係なく、誰が見ても美しく感じる「好印象」を理論的につくり出すことができるのです。
きれいは「感覚」ではなく「理論」でつくる。それが「骨格補正メイク」なのです。
もともとの顔立ちで平均値=「黄金比」にあてはまる人はほとんどいません。さらに年齢を重ねると、たるみや、表情筋のクセでパーツの位置の左右差が目立ってくるなど、誰でも「黄金比」から遠ざかります。でも大丈夫! めざすべき「理想の比率」さえわかっていれば、誰でも、いくつになっても、「骨格補正メイク」で「若々しく好印象な美人」へと寄せることができるのです。
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