年末に"手間いらず"豪華｢すき焼き｣美味に作る技 欠点である酸味の足りなさは｢トマト｣で補う

★甘めが好みならみりんの量を150mlに増やしてください

割り下はすべての材料を小鍋に入れ、中火にかけるだけです。

沸いてくるとアルコールが揮発します。この時、火が強すぎると外側から引火、火がつく場合があるので、火加減には注意しましょう。沸いたら30秒ほど煮立て、火を止めてそのまま冷ましておきます。

火がついても慌てず放置すれば消えます

それではすき焼きを準備していきましょう。すき焼きは材料さえ揃えておけばすぐできる手軽な料理。実際に作ってみると、年末年始の忙しい時期に好まれるのも納得するはずです。

クレソンの代わりにバジルもおいしいです

材料は至ってシンプル。ここに豆腐やら白滝やらを入れてもおいしくはならないので省きます。

牛肉は適当な大きさに切ります。煮ると縮むので大きめに切るのがコツです。すき焼きに使われるのは肩ロースやもも肉が一般的ですが、今回は肩肉の薄切りを使用しています。スーパーで購入するパックに〈すき焼き用〉と書かれているものであればどの部位でもおいしくできるでしょう。

半分くらいに切れば十分です

すき焼きには脂肪交雑が多い肉が向いていますが、かといって脂で真っ白な牛肉ではおいしくできません。何事もバランスが重要です。赤い部分の色が濃く、全体がきめ細かく、しっとりとした肉を選びましょう。

適当な大きさに切った牛肉はお皿に並べてラップをかけて冷蔵庫で保存しておきます。

安い肉をたくさん買うのではなく、いい肉を少し食べるのがすき焼きのコツです

玉ねぎは繊維を断ち切るように6〜7mm厚に切ります。

新玉ねぎ、あるいはサラダ玉ねぎであればもっと厚めに切ります

トマトはくしに切りましょう。

冬はトマトがおいしい時期です