野田クリスタル「野田ゲー新作5本を語り尽くす」 「年末年始は1本48円…でも仕方ない」
――今回はキャラクターがしゃべりますし、新要素がたくさん追加されていますね。
野田:前回のRPGでは入れられなかった武器を装備するシステムなども入れて、ボリュームがさらに増えました。とにかくコツコツとやる人、黙々と何かをやりたい人向けのゲームになればいいかなと。なので、無限にやり続けられるようになっています。そして、クリアするといろんな展開が待っています。1回目のクリアなんてまだ麓の麓のゲームなんで。ぜひ10回クリアしてもらいたいです!
――大勢の仲間がぞろぞろ歩いていて家族で大爆笑しました。ただちょっと戦闘時間が長いかなーと。
野田:仲間が多いので長くなりがちですが、あれぐらいのスピードにしないと処理落ちするんじゃないかということで今の形になりました。今後のアップデートでもう少し時間が短くなると思います。
――ヤクルトの元監督・真中満さんが出資されて主人公になっているのも驚きでした。
野田:いろんな人が出資してくれていて。まだ有名な人が隠れているかもしれないです。ちなみに麒麟の川島さんもいるんでぜひ探してみてください!
「じゃあ株しかねーな」
【オレたち億り人】
野田:12月のアプデまでは考え中と表示されていたゲームですが、実は元々作ろうと思っていたゲームが却下になって。それで一から考えることになり、投資家のテスタさんが「ラスボスになれる権」に出資してくれていたので、「じゃあ株しかねーな」と。
でも、株の知識がないとやれないゲームだとハードルが高くなるんで、株という名の全く別のゲームにしようと、瞬発力を競うゲームみたいにしました。なんやかんやで出来が良くて、僕は好きなゲームです。それに、なんだか夢がありますよね。
――世界ランキングを見てみるとすでに「億り人」どころか、1兆円を超える資産を手にしている人もいますね。
野田:そうそう、みんな億り人では済まないっていう(笑)
――あと、東洋経済オンライン的には、プレイヤーが金融の専門用語を意味もなく連呼しているのがとても気になりました。
野田:パズルゲームの『ぷよぷよ』って、連鎖するたびに謎の言葉を言うんですよね。あれ、子どもの頃、どんな意味か分からない言葉でも耳に残っていたんですよ。『オレたち億り人』は、女の子が主人公なんですが、子どもたちがプレイして意味は知らないけど勝手に覚えていってくれたらいいなって。それで入れてみました。
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