野田クリスタル「野田ゲー新作5本を語り尽くす」 「年末年始は1本48円…でも仕方ない」

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2020年のM-1王者であるマヂカルラブリー・野田クリスタル氏はゲーム制作者としての一面も持つ。そんな野田氏が前作に続き総監督を務めるゲームソフトが『スーパー野田ゲーWORLD』。
10万本のヒットを記録した前作『スーパー野田ゲーPARTY』からさらなる進化を遂げ、5本のオンラインゲームを含む全20タイトルを収録。プレイヤー同士がスコアを競うランキング機能なども新たに追加された。
『M-1グランプリ2022』では一風変わったCMが流れるなど、年末年始に向けて改めて注目を集める同ゲーム。12月12日に追加されたばかりの全5タイトルの内容とおすすめのポイント、そして今後の野田ゲーの展望について前回記事に続いて野田クリスタル氏に聞いた。
前回記事:M-1途中に謎のCM、「野田ゲー」の知られざる熱狂

 

野田クリスタル。1986年生まれ、吉本興業所属、マヂカルラブリーのボケ担当。『M-1グランプリ2020』優勝。コンビで漫才を披露する一方、自作ゲーム「野田ゲー」の制作でも話題となり、『R-1ぐらんぷり2020』で自作ゲームをプレイするネタで優勝している。

12月に追加された5タイトル

――7月28日の発売には13本のみ公開され、5カ月近く経った12月12日に5本が追加され、20本のゲームが出揃うという格好になりました。追加タイトルについて教えてください。

【つめあつめ】

大量のネイルの中から同じ柄のものをつなげて消していくパズルゲーム『つめあつめ』©吉本興業

野田:『つめあつめ』に関しては、クラウドファンディングで爪の画像を集めてみたんですね。ネイルをやられている人って、爪を人にきっと見せたいじゃないですか。でも、インスタぐらいしか見てもらう機会がないので、見せる場が欲しいんじゃないかと思って募集してみました。

結果的にすごい数が集まったんで大成功ではあったんですけど、「じゃあ、この爪をゲームで使わなくちゃいけない」となったときに、使う場所がないんですよね。「それなら、爪で1本ゲームを作らなきゃ」となってできたのがこれです。

今回、他にパズルゲームがなかったもんですから、じゃあもう「爪のパズルだ」と。

――早速プレイしてみましたが、個人的にはちょっと操作が難しいかなと。

野田:確かにSwitchのスティックでは操作性が難しいゲームですけど、極めていくと連打ができて、その爽快感が気持ちよくなってくるだろうし、今後のアップデートで演出も加わるようになるので、ぜひプレイを極めて欲しいですね。

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