訪日観光客向けに特化しているため、国内客を奪い合う他の家電量販店と違い、価格競争に巻き込まれることがない。家電製品を中心としつつ、好採算の日用品や高付加価値の日本製品も取りそろえていることも、収益を押し上げる。主な家電量販店と比べても、経常利益率やROE(自己資本利益率)といった収益性を測る指標で、高水準を誇る(表)。
3年後に利益7倍の目標
ラオックスは黒字化を果たした余勢を駆って、今年2月に中期経営計画を発表。最終年度に当たる2017年12月期の営業利益目標は、2014年12月期実績比7倍の120億円という、野心的なものだ。
今回の増資はそれを実現するための出店投資に充てる。3年間の投資予定総額は450億円。2014年度実績の3.6億円から大幅増額する。
この記事は有料会員限定です
残り 914文字


